猫と暮らしている方へのアロマ使用上のご注意

  • [記事公開日]:2018.03.18
  • [最終更新日]:2018.03.18
猫と暮らしている方へのアロマ使用上のご注意

最近は猫のアロマセラピーに関する事故報告もあり、また様々な意見も氾濫しています。
なぜ猫に精油が危険になるのかをここに書いてみたいと思います。

精油の成分の多くは吸入、経皮吸収された後肝臓で代謝されますが、猫はその解毒に必要なグルクロン酸転移酵素を持たないので解毒に非常に時間がかかり中毒症状を起こしてしまう可能性があります。

もちろん猫に適切な精油で適切な濃度でアロマセラピーを施しているセラピストもおられますが、やはり定期的に肝機能検査などの体調チェックは必要不可欠と考えますので、私個人は猫が暮らしている部屋ではアロマを焚きません。

猫がいる部屋で、ご自身や犬をアロマオイルでマッサージする程度は全く問題にならないと思いますが、長時間高濃度のアロマを締め切った空間で使用するのは危険と考えています。

なるべく猫のいない空間でアロマを楽しむか、猫の暮らしている空間では換気に気を配りながら短時間で楽しむように心がけてあげたいものですね。

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